早朝の吉部登山口
  
 2003年10月26日朝7:30。吉部登山口に到着です。九州で一番早い紅葉が見れると言う事で、今年三度目の九重登山にやって来ました。登山口近くの林道脇には車が数台停められるスペースがありますが、既にほとんど埋まりかけてます。
 登山道入り口

 車を停めた場所から2,3分ほど歩くと登山口があります。ボックスの中に入山届けがありますので、忘れずに書いていきましょう。
 登山道 
  
 初夏の牧ノ戸からの登山道に比べ、山の下側を通っていくので道も森の中といった感じです。所々ある倒木を乗り越え(あるいは下をくぐって)進んでいきます。
 暮雨の滝 

 登山口から歩くこと約40分。登山道沿いの看板の立っている所から沢の方に道を下っていくとここ「暮雨の滝」に到着します。落差5m程度の小さな滝ですが、静かでいい場所です。登山用の三脚(もしくは一脚)買ってないので手持ち撮影でシャッター速度1.6秒での撮影の為、かなり写真ボケ気味です(^^;
 苔むした倒木 
  
 暮雨の滝を後に元の登山道へ。しばらく歩くと登山道に大きな1本の木が倒れてました。道はこの倒木の向こうに続いているので、ここは下の空間をくぐっていきます。
 坊がつる

 午前9:00前、坊がつる入り口に到着です。6月に雨が池越えで来たときには二時間半近く掛かっていましたので、今回は楽で早いです。山はまだ雲に隠れていますが、所々青空も覗いてきています。
 ススキと九重連山 
  
 6月には一面緑の芝生と言う感じだった坊がつるも、この時期は黄金色のススキに覆われています。今回は山荘には立ち寄らず、直接キャンプ場方面に向います。
 キャンプ場

 今日もたくさんのテントが張られています。夜なんか各テントにランタンの明かりが灯ると綺麗でしょうね〜
 登山口
  
 6月には写真向って左の方に行きましたが、今回は正面の道を登ります。
 紅葉と九重連山 

 登山口から登る事10分ほど。周りが多少開けている場所に出てきました。周りや向こうの山の斜面の木々が紅葉していて中々いい感じです♪
 坊がつると九重連山  
  
 上の写真の場所から登る事30分。坊がつるを一望できる場所に到着です。正面に噴煙を上げる硫黄山、右に三俣山、左に中岳・天狗ヶ城がみれます。眼科には坊がつるが広がっててかなりの絶景です(^^)
 紅色の斜面と大船山 

 北大船山との分岐点、段原付近まであと少しと行った所に来ました。逆光でぼやっとした写真になってしまいましたが、斜面は真っ赤に染まっています。写真では判りにくいですが、大船山の山頂で人が動いているのが見えましたよ。
 段原到着
  
 10:30、分岐点の段原に到着です。ここは大船山、黒岳、北大船山、坊がつるのそれぞれへの登山道の分岐点になっています。
 ドウダンツツジ 

 山頂までは写真のような紅に染まったドウダンツツジの中を登っていきます。
 紅葉の段原と三俣山 
  
 まもなく山頂と言う所で振り返った時の写真です。紅に染まった斜面の向こうに三俣山を望みます。写真右端の窪んでて土の見えてる部分は「米窪」と呼ばれていて、昔の噴火口の跡だそうです。
 大船山山頂!

 昼前の10:52。本日の目的地、標高1786m、大船山の山頂に到着です。風がちょっと冷たいですが、いい天気で眺めも最高です。
 山頂からの大展望 
  
 ここからの写真はパノラマなんて撮り方しなくても、十分その広大さが判って頂けるのではないかと(^^ゞ登山道の途中で撮ったパノラマでは前の山の陰に隠れて見えなかった湧蓋山(三俣山の右向こうに霞んでいる山)や久住山(中岳の左奥)も写ってます。
 西斜面の紅葉 

 山頂の向こう側の斜面もドウダンツツジが綺麗に紅葉してました。
 御池の紅葉 
  
 大船山脇の御池にやって来ました。6月の中岳の御池とは別の池です。池の周りの斜面が綺麗に紅葉しててココもいいですね。僕も含めたくさんの方がカメラを向けてましたよ。
 この後山頂付近に戻ってランチを食べました。内容は行きのコンビニで買ったパン・・・景色とは逆に食事の内容はさぶかったです(-_-;)