北大船山山頂

 食後段原に戻り、帰りは北大船山を通って6月に登った平治岳へと向います。まずは標高1706m、北大船山の山頂に到着です。
 北大船山から見る大船山 
  
 北大船山から振り替えったときに撮った写真です。ここから見ると大船山もかなり迫力ありますね。さすがに久住山と並んで、隔年ごとに山頂際が開かれるだけの事はありますね。もう一つの九重連山の主峰といわれる訳もわかります(^^)。
画面中央の丸く土が出てる所が段原です。
 平治岳 

 北大船山を尾根沿いに歩いていくと下り斜面の場所に出てきます。ここからは平治岳を一望できます。ここから見る平治岳は綺麗な山ですね。ここからは急斜面を滑らないように気をつけながら下りていきます。
 大戸越 
  
 6月にお昼を食べた大戸越です。ミヤマキリシマのシーズンは人で一杯のここも、この時期は閑散としています。ススキと三俣山の対比が中々よさげな一枚になりました。写真中央が三俣山、右の斜面が平治岳、左の斜面が北大船山になります。
 平治岳から眺める坊がつる 

 6月にも撮ったおなじみのショットです。前に来たときはミヤマキリシマが斜面を彩っていたのですが、この時期は枯れ木と所々にドウダンツツジの紅い紅葉があるだけです。上り切った所で僕だけかなとか思ってたんですが、ご年配の夫婦の方が二人でノンビリお喋りされてました。こういう余暇の過ごし方も良いですね(^^ゞ
 黒岳
  
 平治岳南峰から北峰に向う途中の登山道から黒岳が眺められます。高い樹木の少ない九重ですが、黒岳の麓には九重唯一の原生林が広がっています。
 男池駐車場

 黒岳への登山口の一つ男池の駐車場です。男池の湧水は日本名水百選に指定されてて、休みなどは多くの人が水を汲みにやってきます。僕も一度汲みに行ったことがあります。いつかここから黒岳登山をやってみたいですね。
 平治岳山頂
  
 午後1:40。標高1642.8m、平治岳の山頂に到着です。ちなみに去年写真を撮った場所は南峰の頂上で、高さから言うとこちらが本当の山頂だったりします(^^ゞ
 ここから今日は平治尾根越えルートと呼ばれてるルートを下りていきます。登山道としては裏道的なルートですが、来年このルートを使って平治岳に登ろうと思っているので、下見がてら行ってみます。
 もみじ

 紅葉と言えば普通はもみじ等の広葉樹ですが、九重は低木が多いので、紅葉と言うとドウダンツツジが主になります。そんな中、平治岳を下ってるともみじの生えてる場所が!綺麗に紅く紅葉してましたよ(^^)
 黄金色のススキと平治岳 
  
 登山道の途中ちょっと開けた広場みたいな所に出ました。ススキの穂が一面に広がってって、太陽の光を浴びて黄金色に輝いています。
 梯子

 登山道にはこんな梯子の場所もあります。ロープを使いながら気をつけて下ります。
 大船林道
  
 平治尾根越えルートの終点で大船林道に到着です。この林道は朝車を停めた林道と繋がってますが、途中ゲートがあって一般の車両は通れません。事故などがあった時に緊急車両などが通ることがあります。
 林道脇のもみじ 

 大船林道沿いに歩いていくと綺麗に紅葉しているもみじがありました。九重も麓の方では結構もみじがあるんですね。
 鳴子川支流 
  
 先ほどのもみじの場所からしばらく林道を歩くと、左にわき道の入り口があるので入っていきます。こちらの方が林道を行くよりも近道なんですよね。しばらく歩くと水の音がしてきて、川が流れているところに出ます。この川は坊がつるから暮雨の滝を経てココまで流れてきてるんですよ(^^)
 鳴子川の流れ

 先ほどは小川でしたが、ちょっと行くとこんな広い流れに出会います。登山道はこの川の中を縫うようにあるので、何回か行き止まりに迷い込んでしまいました。ここを通る場合は暗くなる前に行きましょう。
 下山
  
 午後15:35。朝車を停めた近くの林道に到着です。端の向こうにゲートがありますが、あれが一般車両進入禁止のゲートです。

紅葉の九重に登って

 6月以来約四ヶ月ぶりの登山でしたが、紅く染まった山々を見れてとても満足でした。吉部からの登山道は勾配もそんなになく、坊がつるになるべく楽して行きたいという方にはお勧めのルートですね。ただ車の止め場が少ないので、朝早くに来ることをお勧めします。(1000円の有料駐車場も一応ありますので、お金がある方は多少遅くてもいいかも(^^;)今回登った大船山ですが、久住山に負けず劣らず良い山ですね。来年の山頂祭の舞台ですので、是非来年は6月最初の日曜日にまた登りたいと思います。(多分人メチャメチャ多いでしょうが・・・)