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露天風呂
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7月8日朝6:00。こんな時間から露天風呂です(爆)。写真は今は流行を通り越して当たり前になった、携帯のカメラで撮っています(風呂にデジ一眼なんて普通持っていかない)。画質悪いですがご勘弁を。
この後朝食を食べ、朝8時過ぎに宿を出ました。出掛けに叔父さんに教えてもらったウトロの街中のお店でカニをお土産に買い、一路知床五湖へ向かいます。 |
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知床五湖レストハウス
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知床五湖の入り口、知床レストハウスです。朝9:20ぐらいですが、もう観光バスが何台も停まっています。普通車用の方も半分以上は埋まってて、もうかなりの人が五湖へ向かっているようです。
ちなみに知床とはアイヌ語のシリエトク、「大地の尽きるところ」と言うのが語源だそうです。まさに地の果ての秘境ですね。 |
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案内板
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探勝路の入り口にある看板です。一湖だけ見て来た道を戻るのが約20分、一湖・二湖の周遊コースだと約40分、五湖を全部廻るコースだと約90分掛かるそうです。ホントは全部廻りたいところですが、残念ながらこの日は熊出没のため、三〜五湖は廻れませんでした。まあ、熊が住んでる場所に人間の方が御邪魔させて頂いてるんですから、こちらが遠慮するのは当然のことです。 |
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立ち入り禁止の分岐点
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五湖方面への道です。立ち入り禁止の札をかけたロープが下がってます。この先へは行けませんので、左手の一湖の方に向かいます。
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探勝路
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一湖へ向かう探勝路です。ここ知床五湖を含め知床一帯は国立公園の特別保護地域になってます。言うまでもありませんが、草花はおろか石ころ一つ持って帰るのもご法度です!ましてやごみを捨てるなんてのはもってのほか。
あるアイヌの本に載ってた長老の方の言葉があります。「この大自然の中に残してきて良いもの。それはあなたの足跡だけである。」 |
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一湖
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え〜、堅い話はこれ位にしといて、いよいよ一湖に到着です。駐車場からは一番近い湖で、周囲約0.7kmの大きさです。取り敢えずはこんなもんかなとか思ったんですが、実はこの湖の一番の見所はココではなくて、湖の対岸側にあったりします(^^; |
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一湖に映える知床連山
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先ほどの写真と同じ湖とは思えません(笑)この位置から写す一湖の風景が、最も有名どころで見栄えが良いそうです(近くにいた観光客のガイドさん談(^^;)。確かに僕が持ってたガイドブックにもこの写真が載ってました。一湖の水面に映る知床連山がとても綺麗な一枚です。ちなみに一番右の山が羅臼岳です。
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二湖への路
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一湖から二湖へは写真のような原生林の中を歩いていきます。途中エゾシカが噛んだ後や、熊が爪をかけた後などが木に残っています。観光バスで来ると、こういう事をガイドさんが説明してくれるんですよね。僕も横通りながら、ちゃっかり聞かせて頂きました(^^ゞ |
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山々を映す二湖
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周囲約1.5km。知床五湖中最大の大きさを誇る湖です。知床の山々が鏡のように水面に映えています。北海道と言うよりは日本にこんなトコあったんだと思わせる風景です。
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知床の峰々
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知床連山を眺めながら、二湖から駐車場へ戻ります。右から羅臼岳、三ッ峰、サシルイ岳です。7月だと言うのに、山の所々にはまだ白い雪が残っていますね。
この後は日本一開通期間の短い国道「知床横断道路」を走り、知床峠を経て、羅臼側へ向かいます。 |
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キタキツネ
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知床五湖から知床横断道路へ向かう途中、普通に道路横切って座りやがりました(^^;北海道では熊・鹿・梟とならんでポピュラーな動物のキタキツネ君です。見かけたら皆さんが餌をやるんでしょうね〜。観光客慣れしてます。横に車止めても逃げもしません。
実はこの直後鹿君にも出会ったのですが、さっさと林の中に走っていったので写真撮れませんでした(拡大するとお尻は写ってるんですけどね・・・)
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知床峠
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途中「雪がある〜」とか喜びながら横断道路を登っていくと、標高738mの知床峠に到着です。ゲーム中では「山が笑った」って台詞の場所ですね。この日は快晴の良い天気で羅臼岳もにっこり笑ってくれました(^^) |
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峠から望む国後島
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海の向こうにかすんで見えるのが、近くて遠い島「国後島」です。いつかあの島も北海道の観光地として訪れる事ができるんでしょうかね?
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野付半島
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知床峠から羅臼町を経て、根室海峡沿いに335号を走ること約一時間。野付半島に突入です。
全長28km、日本一長い砂嘴(海流で運ばれた砂などが細長く堆積したもの)と呼ばれています。写真はその砂嘴の中を走る950号線です。右手に野付湾、左手に根室海峡を眺めながら車を走らせます。福岡在住の私としては海ノ中道走ってる気分でしたね(^^ゞ |
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そこに見えない線がある
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途中駐車場があったので寄ってみました。根室海峡の先に国後島が見えます。現実の風景には何も遮る物はありませんが、人間が勝手に線引きした国境と言う線が引かれてるんですよね〜SFの未来のように、いつかこの線がなくなる日が来るんでしょうかね・・・
拡大写真には道を挟んで反対側の野付湾の写真も載せています。原生花園が広がる砂浜の向こう岸は尾岱沼です。
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竜神崎原生花園
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半島の突端へ向けて走り、レストハウス四角い太陽に到着。トドワラへはここから竜神崎原生花園の中を約20分歩いていきます。ちなみに楽したい方には、白いお馬さんが引っ張ってくれる馬車がありますのでそちらをどうぞ(^^ゞ原生花園ではハマナスやエゾカンゾウ等色とりどりの花が咲いていて、とても気持ちよく散策できますよ♪
ちなみに目的地のトドワラは拡大画像の中央よりちょっと右側の線が数本立っているような所です。見れば判りますが、メチャ遠く感じます(^^; |
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トドワラ
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馬車の土煙に顔隠しながら歩くこと20分。ようやく着きましたトドワラです。トドワラとはトドマツ林が海水の浸食や潮風によって立ち枯れたものです。最近は風化が激しく、近いうちにトドワラ跡となるのは確実で、トドワラが無くなる日もすぐだろうと言われてるそうです。興味を持たれた方は早いうちに見に行かれる事をお勧めします。
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トドワラ 木道
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花々の咲き乱れる先程までの原生花園に比べると、なにか物悲しい雰囲気です。倒れて風化したトドマツの木が点在しています。 |
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立ち枯れるトドマツ
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林らしきものが残っている場所まで来ました。まだ葉が残っていり木も何本かあるようですが、殆どが枯れ木になってます。拡大画像には木道をはさんで反対側の海側の写真もありますが、もう根元の白く変色した切り株状のものしか残っていません・・・
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木の墓場
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帰りの方向の木道です。ここも白く朽ちたトドマツが散在してます。木道はトドワラを囲むように一周15分ほどの散策を楽しむことができます。今回は昼間に来ましたが、ココは夕焼けも有名で、桟橋の先から尾岱沼に沈む夕日は絶景だそうです。 |
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多和平 グリーンヒル多和
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トドワラを後にし中標津町を阿寒湖方面へ。途中休憩と言うことで、前回も来た多和平に到着です。写真はおみやげ物売ってたり、お茶や食事ができるお店「グリーンヒル多和」です。
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多和平展望台
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グリーンヒル多和とお手洗いの間の坂道を登っていくと、展望台に到着します。 |
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地平線の見える大牧場
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展望台に登ると360°地平線が見えます。どこまでも広がる緑の丘を見ながら、改めて北海道の広さを実感できます(^^)
ココでは360°一周パノラマを撮りたかったのですが、展望台の椅子の上に無理やり三脚立てて撮ったので、最後が繋がりませんでした(^^;仕方なく一方向での360°パノラマですが、まあ、広さだけは実感できると思います。
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オープニングにある風景
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ゲーム「風雨来記」のオープニングムービーで出てくる風景です。ゲームをやった身としては、やはりこの写真も載せておかないと気がすまないのです(笑) |
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双湖台
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多和平を後に阿寒湖方面へ向かっている途中にあります。ここからはパンケトーとペンケトーと言う二つの湖が見られます。
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北海道似の湖
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写真左側にちょこっと見えるのがパンケトー、下側の湖がペンケトーです。ペンケトーはココから見ると北海道の形に見えますね。 |
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ホテル 花ゆう香
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阿寒湖到着したのが大体18:00ごろでした。と言うわけで最後の宿「ホテル花ゆう香」です。同行者の希望で最後は豪華なホテルがいいと言うことで、ココになりました。ホントは鶴雅ってホテルが阿寒湖では口コミでも評判の良い豪華ホテルらしいのですが、値段高すぎ&湖側の良い部屋は既に予約で満室だったのです。ただこの花ゆう香は鶴雅と系列が同じなので、送迎バスを利用して鶴雅の施設も利用できるのが利点です。 |
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夕日の阿寒湖
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昨日はオホーツク海、今日は阿寒湖の夕日です。左手側の三角状の山が雌阿寒岳、その右がフップシ岳です。山の下の建物が並んでるところが温泉街です。 |
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アイヌコタン
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阿寒温泉街のすぐそばにある北海道最大のコタン(アイヌ語で村)です。正面のアーチにはコタンコロカムイ(アイヌ語で村の守り神。シマフクロウのこと)が翼を広げています。道の左右は土産物屋が軒を連ねていて、アイヌの木彫りなどを売っています。夜は写真のようにライトアップされて、とても綺麗です。22時まで開いてますので、阿寒湖にお泊りの際はぜひ寄ってみてください。 |
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オンネチセ
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アイヌコタンの一番奥、正面に建つ建物です。アイヌ語で意味は「大きな家」。この中では国の重要無形民俗文化財に指定された「阿寒のアイヌ古式舞踊」が上演されています。 |
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三日目を終えて・・・
熊の出没で残念ながら五湖全部を廻る事はできませんでしたが、知床の峰々を映し出した知床五湖の美しさには感動しました。あと羅臼岳も笑ってくれましたし、ゲームではあるキャラの最後を飾るトドワラ、北海道の広さを実感できる多和平と、今日もかなり満足できる旅だったと思います。泊まったホテルは温泉はやたら広いしバーやレストランもあったりで、それなりに満足のいくところでした。夕食はちなみにバイキング形式。同行者は色々食べられると喜んでましたが、僕はあまりバイキング好きじゃないんですよね。やっぱり昨日泊まった様なこじんまりとしたアットホームなところが、僕には向いてるようです(^^ゞ
楽しい旅も明日はいよいよ最終日。一度オンネトーに立ち寄りそれから湿原を巡って、帰りの飛行機の待つ釧路市へ向かおうと思います。 |
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