一応晴れ!
  
 7月12日。朝起きて窓から空を見ると一面の雲・・・とりあえずホテル据付のPCで旭岳の情報を見てみる事に。情報欄には「視界良好」の文字が!
車を走らせてると雲が切れて晴れ間も覗いてきました(^^)
 公営駐車場

 9:30頃旭岳ロープウエイすぐ傍の駐車場に到着です。ここは無料ですが、すぐ横のロープウエイ前の駐車場は有料ですので、できれば公営側に止めたほうがお得です。でも皆さん考えることは同じで、平日にも拘らずこちらは既に満車に近い状態でしたね。
 旭岳ロープウエイ 山麓駅
  
 結構立派な建物です。入って正面に売店等があります。乗り場は二階ですので右手にある階段を登ります。
 ロープウエイ

 チケット買って一番に並びました。登りは正面の景色見たいですもんね(^^ゞ
 このロープウエイは山麓駅(標高1100m)と山上の姿見駅(標高1600m)を約七分で行き来していて、101人乗れるそうです。
 下界は晴れていたのに・・・
  
 姿見駅が見えてきました。何故か上に行くほど厚〜い雲が・・・辺りも暗くなってきてるし(--;
 姿見駅到着

 午前10時、姿見駅到着です。山麓駅と違って山小屋風ですね。中には売店・トイレがあります。
 凍りつく池
  
 駅前の木道傍にある池です。見事に凍ってます:(-_-)今年は雪解けが遅いとは聞いてましたが、もう7月なんですけどね〜九州では絶対ありえませんな。
 散策路

 いや〜、見事に雪の中です。ここは登山道ではなくて一般観光客も行き来する散策道なんですけどね。アイゼンが必要なほどではありませんが、汚れる可能性もありますので駅で長靴のレンタルやってました。僕はゴアテックス製の登山靴で来てたので、そのまんま行きましたけどね(^^ゞ
 第一展望台 
  
 ものの見事に真っ白けです。本当だったら北海道最高峰、旭岳の勇姿が拝めるはずだったんですけどね〜「雲なんか大っ嫌いだ〜」(TT)シクシク
 エゾツガザクラ 

 文句垂れててもしょうがないので、風景は諦めて足元に一杯咲いてるお花を見て回ることにしました。まずは北海道の代表的な高山植物「エゾツガザクラ」です。小さなちょうちん型の花が沢山ついてます。今回見つけたのは紫色とピンクですが白や黄色などいろんな色があるそうです。
 イソツツジ 
  
 北海道に産するので、エゾイソツツジという別名もあるそうです。丸くまとまった白い花が沢山咲いてました。
 エゾノリュウキンカ 

 高層湿原などに生えてる多年草で、普通のリュウキンカよりやや大きめで、黄色い花が綺麗ですね。北海道他青森など本州北部にも映えてるそうです。
 ゴシキシャクナゲ 
  
 黄色い花を付けるキバナシャクナゲの変種で、白い花を付けてます。これまたあちこち咲いてました。
 擂鉢(すりばち)池 

 第三展望台前にある池です。池の周囲もですが、水面にもまだ雪が残ってます。写真の上の裾野から噴煙を上げてる山が、旭岳です。
 鏡池 
  
 同じく第三展望台の前にあるもう一つの池、「鏡池」です。上の擂鉢池と道を挟んで隣にあるので、二つをまとめて「夫婦池」と呼ばれています。ここもまだ雪が沢山残っていて、寒々しい雰囲気ですね。
 ゴキシャクナゲ群生 

 鏡池から裾合平と呼ばれてる方面へ5分ほど歩いた所です。鏡池から先のこの道は、登山道になるので一般の観光客の方は殆どいません。周囲一面に白い花が咲いていて、とても綺麗でしたよ。
 第四展望台
  
 鏡池まで戻り、そこから姿見の池へのコース上にあるのが、ここ第四展望台です。相変わらずガスってて何も見えないのが残念ですね。
 噴気口展望

 姿見の池の手前で左に曲がると噴気口の見える展望台に出ます。
 噴気口 
  
 噴気口の一つを望遠で撮ってみました。毎回の事ですが、こういうのを見てると地球って生きてるんだなと実感しますね。
 姿見の池 

 旭岳観光の一番の見所、「姿見の池」です。見事に凍ってます(TT)普通なら青空をバックに、その名の通り水面に映った旭岳の勇姿が見れるはずなのですが、これではどうしょうもないですね〜まあ、自然相手ではこういう事の方が多いですが、残念です。
 旭岳石室
  
 姿見の池展望台傍にある、緊急用の避難小屋です。冬は雪に埋もれてしまうので、上の窓の所から出入りするそうです。
 第五展望台 

 姿見の池の少し先にある展望台です。左手に見えるのが、先ほどの旭岳石室、写真中央が姿見の池です。
 ここまで散策道を周ってきたのですが、どうもガスは晴れそうにないので、この時点で山を下りる事にしました。あと三日あるので後日機会があればリベンジするかも(^^ゞ