吉祥寺公園

 お寺の周りは公園になっているのですが、その一角に三重塔が見えたのでそちらに言ってみる事にしました。散策路にもこんな感じで藤棚があります。
 三重塔
  
 吉祥寺から歩いて5分ほど。三重塔に到着です。来て見て気付いたのですが、この塔実は展望台だったんですね〜早速登ってみる事にします。
 展望台からの眺め

 展望台三階からの眺めです。向こうには先ほど峠越えをしてきた、福知山山系が続いています。写真手前の下に広がっているのは藤棚です。
 公園の大藤棚
  
 展望台下の広場には、吉祥寺の藤を接木して作った藤棚が扇状に広がっています。ちょうど良い日除けにもなるので、皆さんこの下でシートを広げてくつろいでいましたね。ただ僕以外にも数名の方が眉をひそめていた行為が一つ・・・藤棚の下でバーベキューをやってる方が居られたんですよね〜。個人的に藤に良くないと思うのですが、どうなんでしょうね(--)
 藤と山門 

 三重塔からお寺に戻って来て山門を撮ってみました。まあまあの写真なのですが、電線がちょっと邪魔ですね(^^;
 吉祥寺はこの辺にして、次の目的地がある福地町(旧方城町)へ向けて出発です。
 定禅寺
  
 吉祥寺から田川直方バイパスに入って福地町方面へ。合併前の方城町にある定禅寺にやって来ました。ここも地元では藤寺と呼ばれてる藤の名所だそうです。
 寺入り口

 入り口には露店もあって結構賑わっているようです。ちなみにゴザorシートは持ち込み禁止だそうです。必要な方は露店で借りないといけないようですね(^^;
 藤棚 
  
 境内を一面覆う紫の花!いや〜見事ですね〜♪見頃で言えば河内藤園が早め、吉祥寺が多少過ぎた頃だったので、ここが一番綺麗に見えます。所々ぶら下がっている提灯が何だか妙にあってますね(^^ゞ
 迎接の藤 

 定禅寺の藤棚の主「迎接の藤」です。吉祥寺の藤棚は数本の藤の木で棚を構成していたのですが、何とここはこの樹だけでこの藤棚が出来ています。樹齢約500年、幹周り3.7mで、藤棚の面積は800平米もあり、一本でこれだけの面積を占めるのは珍しいそうです。福岡県の天然記念物に指定されています。
 八重藤
  
 迎接の藤の藤棚が殆どを占める定禅寺の藤棚ですが、端の一角だけ花が垂れ下がっていない場所があります。咲いていないのかなと思って行ってみると、八重咲きの花が咲いていました。吉祥寺でも勘違いしたのですが、この八重咲きの藤ってホント目立たないですね(^^;
 高倉の大藤 

 定禅寺を後にし、合併して飯塚市になった庄内町へやって来ました。前日にネットで藤の花を検索していて、この町の高倉と言う地区の藤が紹介されていたので寄って見ました。予め地図でおおよその場所は把握していたのですが、ここは看板とかは一切なし。通りすがりのおばさんに道を聞いてようやく見つけたのですが、いや〜着てみてビックリ!ご覧の通り立派な藤の木です。
 高倉の大藤 藤棚 
  
 下から見上げるように藤棚を撮って見ました。ここも一本の藤の木でこの棚が出来ています。ちなみに樹齢は約200年だそうです。これだけ立派な藤の木なのに、見物人は家の家族だけでした(^^;藤の木の前の家の人が出てきて話してくれたのですが、地区以外の人が見に来るのは稀だとか。ゆ〜っくり見物できたので、家の母はここが一番気に入ったようです。
 藤と地蔵

 藤棚の奥には社があって、お地蔵さんが祭られています。この地区を昔から守ってるんでしょうね。いつまでもこの花が見れると良いですね。

藤の花に酔いしれて・・・

 晴れの予報続きのゴールデンウイークでしたが、実際にスッキリとした青空が広がったのはこの日だけだったような気が・・・(^^; 夜勤明けを押して周ったのですが、北九州近郊って結構藤の名所が多かった事に気付かされました。今までは黒木の大藤と今回周った吉祥寺ぐらしか知らなかったんですけどね。今回回った場所は、藤の花はどこも素晴らしかったのですが、河内藤園は入場料が高い事(見頃の時期は700円〜1,000円)、吉祥寺&定禅寺は見物人が多いのが欠点ですかね。特に吉祥寺は酒飲んで半分宴会騒ぎの人達がいるのには閉口でした(--) それに対して高倉の大藤は静かでゆっくり鑑賞出来てよかったです。ホント人に知られていない穴場ですね。このレポをご覧になって来年行こうって人もいるかもしれませんが、駐車スペースなど殆どない小さな地区の一角にあるので、大勢で押しかけるのは止めてくださいね(^^ゞ